九州医療科学大学で補聴器についての講義を担当しました。

2026年8月7日、九州医療科学大学にて、聴覚障害について学ぶ学生の皆さんを対象に、補聴器についての講義を担当させていただきました。

昨年に続いてお声掛けいただいた今回の講義では、補聴器の基本的な構造や種類だけでなく、「難聴による聞こえにくさとはどのようなものなのか」というところから、実際の補聴器フィッティングの現場まで、日々の経験を交えながらお話ししました。

特にお伝えしたかったのは、難聴は単純に「音が小さく聞こえる」というだけではない、ということです。

九州医療科学大学の校舎
講義を担当した九州医療科学大学

伝音性難聴と感音性難聴では聞こえ方にも違いがあり、特に感音性難聴では、単純に音を大きくするだけでは十分な聞き取りにつながらないことがあります。

そのため補聴器には、一人ひとり異なる聴力や聞こえ方、生活環境などに合わせた調整が必要になります。

講義では、補聴器でできること・難しいこと、実際の調整ではどのようなことを考えているのか、また難聴のある方とのコミュニケーションで周囲の方に知っていただきたいことなどについてもご紹介しました。

補聴器についての講義を受講する九州医療科学大学の学生の皆さん
講義では資料を使いながら、補聴器や「聴こえ」について理解を深めていただきました。

将来、医療・福祉・心理をはじめ、さまざまな分野で人と関わっていく学生の皆さんにとって、今回の講義が「聞こえ」や難聴、補聴器について考えるきっかけになれば嬉しく思います。

このような貴重な機会をいただきました九州医療科学大学の関係者の皆さま、そして熱心に受講してくださった学生の皆さま、ありがとうございました。

【追記】夕刊デイリーに掲載されました

2026年8月20日付の夕刊デイリーに、本講義の様子をご紹介いただきました。

2026年8月20日 夕刊デイリー掲載